みなさんはお家での飲料水はどうされていますか?
日本の水道水は水道法に基づいた水質基準に適合することが求められており、そのまま飲んでも健康上問題がないように定められています。
そのため、蛇口から出てくるお水をそのまま飲んでいる人もいると思います。
もしくは水道水を一度煮沸して飲んでいる人もいるかもしれません。
その他にも、ミネラルウォーターを購入して飲んでいる人、浄水器を使っている人、ウォーターサーバーを使っている人など…色々な人がいると思います。
因みに私は今はウォーターサーバー派です!
暑い時期は特にお水を飲む機会も増えると思います。
結論からお話しすると、私はウォーターサーバーを取り入れてとても楽になったので、
そこまでの経緯などもお話していきたいと思います。
この記事を読んでいただければウォーターサーバーの便利さが分かり、導入を迷われている方やウォーターサーバーを使ったことの無い方のお役に立てると思います!
お家での飲料水の種類
自宅での飲料水にはいくつが種類があるので、そのお話からしていきたいと思います!
- 水道水(そのままor煮沸)
- 浄水器・整水器を使用する
- ペットボトルでミネラルウォーターを購入する
- ウォーターサーバーを使用する
水道水(そのままor煮沸)
日本の水道水基準が厳しく安全と分かっていても、水道水をそのまま飲むことに抵抗を感じる人も多いと思います。
しかし最近では浄水処理技術が向上しているため、水質がとても良く飲みやすくなっているようです。
蛇口から出てくるお水をそのまま飲める日本って、改めてすごいですよね〜。
ただ、地域や時期によって原水の汚れ具合が変わるため、生臭さが生じることもあります。
逆に消毒のための塩素の臭いが強く感じられるときもあったり、水道管を通ってくる過程でカビ臭やサビが付着したり、水道管の劣化によって鉛が溶け出る恐れもあるようです。
煮沸をしてから飲むようにすれば水道水の塩素を少なくすることはできますが、それにはどうしても手間がかかってしまうため敬遠する人は多いのではないでしょうか?
浄水器・整水器を使用する
浄水器
浄水器は「活性炭」や「セラミック」などで構成されたろ過フィルターを使って、水道管を通ってくる過程で付着した不純物などを除去して安全で美味しい水を生成するものです。
こうして作られた水は飲みやすく美味しいだけではなく、体への安心も高められます。
浄水器には大きく分けて5種類あり、1つずつ見ていくと…
・ポット型
容量1〜2Lの容器にろ過フィルターの付いたカートリッジが付いており、その容器の中に水道水を入れて浄水を作り出します。
しかし浄水ができるまで数分時間がかかるため、作ってからすぐ飲むことはできません。
カートリッジの交換目安は大体2〜3ヶ月で、価格は1個1,000円〜3,000円とコスパが少し高めです。
しかし本体価格が1,000円〜3,000円と、初期投資にかかる金額が少ないことがメリットです。
最近では外で持ち歩けるタイプの容器も出ているので、水筒に水を入れて持ち歩く習慣のあるかたにはおすすめです!
・浄水器内蔵型
水栓本体にろ過フィルターの付いたカートリッジが内蔵されているタイプ。
私も以前使用していたことがあります。
蛇口の中のカートリッジを交換するだけで蛇口から浄水が出てくるようになるので、手軽に使うことができます。
カートリッジの交換目安は大体4ヶ月で、価格は1個3,000円〜5,000円とこちらもコスパが少し高めです。
今現在浄水器内蔵型の水栓を使われている場合はカートリッジを取り付けるだけで使用することができますが、そうでない場合は本体価格20,000円〜70,000円+別途工事費がかかります。
私の場合は、カートリッジ交換が面倒になり、段々とペットボトルでミネラルウォーターを購入するようになってしまいました…
・蛇口直結型
蛇口の先に直接浄水器を取り付けるタイプ。
後述する「据え置き型」や「ビルトイン型」と違い、設置スペースを取らないことや、「ポット型」のように浄水が生成されるまでに時間がかからないことがメリットと言えます。
カートリッジの交換目安は早いもので2ヶ月〜、長寿命型であれば1年と幅広いです。
価格に関しては、カートリッジが数百円〜3,000円、本体価格が2,000円〜10,000円とこちらも幅広いため、自分に合ったものをしっかりとチェックして選ぶことが大切です。
カートリッジ・本体ともに最低価格がリーズナブルであるため、浄水器を初めて使う方には導入しやすいと思います。
一方で蛇口の形状によっては取り付けられない場合もあるので、その点には注意が必要です。
・据え置き型
蛇口部分から分岐水栓を使い、浄水器をホースで繋いで設置するタイプ。
吐水の方法が2種類あり、
①浄水の出口と原水の出口が1つになっているもの
②浄水は本体に繋がっているホースから吐水し、原水は蛇口から出すもの
があります。
基本的に業者による工事は不要で設置できること、高い浄水性能を持つ事、カートリッジの交換目安が約1〜2年と長く、カートリッジの価格も3,000円〜10,000円程度なので、長期的に見るとランニングコストが抑えられる事などがメリットとしてあげられます。
デメリットとしては、シンク上に本体を置くスペースが必要となるため狭いキッチンには不向きな事、本体価格が20,000円〜80,000円と高額であることがあげれます。
・ビルトイン型
カートリッジをシンク下のキャビネット内に設置するタイプ。
こちらのタイプも吐水の方法で分けると2種類あり、
①1つの水栓で原水・浄水・お湯を吐水するタイプ
②浄水専用の蛇口で浄水を吐水するタイプ
があります。
カートリッジの容量が大きく浄水性能が高いこと、カートリッジをシンク下に設置するためスペースをとらずキッチンをスッキリと使える事、カートリッジの交換目安が約1年と長くカートリッジの価格も5,000円〜10,000円と、ランニングコストが抑えられる事などがメリットと言えます。
しかし設置には業者による工事が必要となり、本体価格約50,000円〜200,000円に別途工事費がかかってしまうため。導入費用が高くつくことがデメリットです。
そのため新築の建築時やリフォーム・リノベーション時に検討することが多いようです。
整水器
整水器と浄水器の違いが分からないというかたも多いのではないしょうか?
私も調べるまで整水器についての知識はほとんどありませんでした。
一言で説明すると、整水器は浄水した水をさらに電気分解して電解水素水を生成するものです。
整水器は医薬品医療機器等法で「家庭用管理医療機器」に分類され、整水器から生成された電解水素水は原水よりもミネラル類を多く含み、胃腸症状改善の効果が認められているそうです!すごいですよね?
また、電解水素水以外にも浄水や酸性水を作り出すこともできるため、用途によって使い分けが可能なようです。
メリットが多そうな整水器ですが、注意点もあるようです。
・服薬時
・5歳くらいまでの子供
・腎疾患を抱えている人
・アルミでできた食器や調理器具
これらの場合はpHの高いアルカリ性の水が不向きなため、浄水に切り替えることが必要です。
整水器にも据え置き型とビルトイン型があり、製品によっては取り付け工事が必要となります。
そして整水器を導入する際の費用ですが、カートリッジの価格が約7,000円〜20,000円と高額で、交換目安は製品によりますがおよそ1年〜2年です。
そして本体価格はリーズナブルなもので約20,000円〜、高価格帯のものでは300,000円〜と幅広いので、設置スペースの有無・除去できる不純物の種類・本体価格やランニングコストなどをよく調べて、ご自分に合ったものを選ぶことが必要です。
ペットボトルでミネラルウォーターを購入する
私もカートリッジ内蔵型の浄水器を使用をやめた後、ペットボトルで購入していた時期もあります。
我が家の場合は週に1〜2回、2Lのペットボトルをケースで購入していましたが、途中から買いに行く事が面倒くさく感じるようになりました。
その他にも、冷えたお水が飲みたい時に冷蔵庫にペットボトルを入れ忘れてしまっていたり、もう在庫が無いのに買い忘れてしまっていたりと…あまり良い思い出がありません(笑)
私の中での唯一のメリットと言えば、その時に飲みたいミネラルウォーターを選んで購入できるということでしょうか?
非常用にストックしておくことはおすすめですが、日常で使う水を毎回購入することは私には合いませんでした。
ウォーターサーバーを使用する
ウォーターサーバーには大きく分けて
・宅配水タイプ
・水道水浄化タイプ(水道水補充型・水道直結型)
この2種類があります。
宅配水タイプ
ボトル入りの水を購入して宅配してもらうタイプ。
水を自宅まで届けてくれるため自分で購入する手間が省けること、ペットボトルで購入するよりゴミが減らせ、尚且つ災害時のストックもできることなどがあげられます😊
ある程度のボトルの保管スペースが必要であること、ボトルの交換時が重くて大変であることなどがあげられます。
水道水浄化タイプ
こちらは自宅の水道水を浄化させて使用するタイプです。
その中でも水道水を自分でサーバーに補充する水道水補充型と、水道から直結でサーバーに水を運ぶ水道直結型に分かれます。
水道水補充型
サーバーに直接自分で水道水を補充します。注ぎ足しができる機種も多いこと、工事も必要なく好きな場所に接着できることがメリットといえます😁
しかし補充型のサーバーは大きいものが多く、設置スペースをしっかりととる必要があります。
その他にも、自分で水を補充することを手間に感じる方には不向きかもしれません。
水道直結型
水道からホースを繋いで使用するか、ウォーターサーバー用に水栓を設置して使用するタイプです。
どちらにしても工事が必要となり、工事中はウォーターサーバーを使用することができません。
しかし一旦工事が終わってしまえば、自分でお水を補充しなくても水栓から直接お水をサーバーに運んできてくれるため、気楽に使用することができます✌️
我が家はこのタイプのサーバーを使用しており、今となっては日常に欠かせないものになっています!
私が浄水型ウォーターサーバーをおすすめする理由
私はウォーターサーバーを使い始めて約1年が過ぎたところです。
きっかけは家を建てた事だったのですが、建築前の打ち合わせ段階からウォーターサーバーを導入することは決めていました。
それまでの私はカートリッジ内蔵型の浄水器を使ったり、ペットボトルでミネラルウォーターを購入したりしていましたが、どれも自分には合いませんでした。
その時にちょうどCMでよく見ていたのがウォータースタンドでした。
ウォーターサーバーのCMがいくつか流れている中で私がなぜウォータースタンドが気になったのかというと、
①水道直結型の機種があったこと
②サーバーの大きさがコンパクトでキッチンのスペースを取らないから
この2点が大きかったです。
因みに私は、ボトルの交換が必要なタイプは避けたいと思っていました。
以前の職場でボトル交換式のウォーターサーバーを使っていたのですが、ボトルの交換時に新しいボトルをセットするのが重くて辛かったことを覚えていたからです。
結果として、水道直結型のウォーターサーバーは我が家にはピッタリでした!
設置場所はキッチンのカップボード上にし、料理にも使用しやすいようにしました。
サイズもコンパクトなため圧迫感もなく、とても使いやすいです✨
温水だけでも3段階、その他に常温、冷水と温度の調整もできるので、1人分のお味噌汁やカップラーメン、ホットコーヒー、そうめんを食べる時のめんつゆなど・・・様々な場面で大活躍しています!
ウォーターサーバーを導入する前は、温かいお水が必要な時はケトルでお水を沸かして、冷たいお水が必要な時は予め冷蔵庫で冷やしておくなど、ひと手間必要でした。
このひと手間が無くなったことによってかなり便利になり、今では必需品になってしまいました!
その他にも、我が家が使用している機種は4ヶ月に1回業者さんのメンテナンスが入るので、自分でフィルター交換をしたりお手入れをすることはありません🙌
これ、意外と大事ですよね!
また、宅配型とは違ってサーバーのレンタル料しかかからないので、毎月の支出が一定なのも家計管理の面からみても、助かっています。
水道直結型のウォーターサーバーのメリット・デメリットをまとめると・・・
- 自分で購入しに行かなくても自宅できれいなお水を飲むことができる
- 使用する時にタンクの残量を気にしなくても良い
- ボトル交換が必要ない
- 温水(3段階)、常温、冷水と温度調節が可能なので、目的に合わせてすぐ使用できる
- 4ヶ月に1回業者のメンテナンスが入るため、フィルター交換や内部の洗浄などを全てお任せできる
- サーバーのレンタル料しかかからないので、毎月かかる金額が一定
- 水栓から直接繋ぐため、設置場所によってはホースが邪魔になる可能性がある
- ホースが邪魔になるのが嫌な場合、サーバー用に水栓を作る工事が必要になる(これから建築予定のお家の場合は、設置場所に合わせて水栓をもう1つを増やす事が必要)
- もし断水した場合は使用できない
自分に合ったタイプを選んで使うことが大事
私の場合は新築を建築する段階でウォーターサーバーの使用を視野にいれていたので、キッチンの水栓からホースで繋ぐことなく水道直結型を設置することができましたが、環境や状況によって導入のしやすさが違うと思います。
浄水器にも色々な種類やタイプがあるのでそれぞれの特徴をよく知って、その中から自分に合ったものを選ぶと良いかと思います😁
自分に合った浄水器を取り入れて、快適に生活していきましょう!!